北海道では、寒さが厳しい環境に適した住宅として「北方型住宅」として一定の基準値を設けています。その基準やルールを守り北海道において「安心で良質な家づくり」ができる住宅事業者が「きた住まいる」メンバーとして認められています。
積雪寒冷気候である北海道では、戦後間もなくから地域の特性に対応した住宅技術の開発に取り組み始めました。1980年代からは「広さ」から「質」を重視し、高気密、高断熱を目指した北方型住宅が誕生。現在では、「長寿命」「安心、健康」「環境との共生」「地域らしさ」の4つの基本性能を定義し高気密・高断熱な設計・施工を義務付けています。
「北方型住宅」という基準をクリアするため北海道が定めたルールを守り、「安心で良質な家づくり」ができる住宅事業者の登録・公開制度。家づくりにおいてどこに依頼したいらいいのかわからない悩みを解消させる目的があります。
きた住まいるの大まかなメリットは上記の内容になりますが、このうちのメリット1の内容が住宅性能において最も重要になりますので詳しく説明します。
いずれも、高い基本性能が求められ、従来よりも高水準で設定することにより地域特性による高断熱性や設備機器のエネルギー効率、再生可能エネルギー活用などまで求められます。
北海道の建築関係団体の独自資格である BIS(断熱気密施工技術者)制度に基づく登録資格者または省エネ技術講習会修了者による設計・施工への関与BIS(※1)やBIS-E(※2)などの専門技術者による設計・施工
北海道の気候を熟知した技術者基準を設定することで、地域の特性に特化した建物となります。
設計や施工など家づくりに関する記録の保管は、きた住まいるサポートシステムか同等以上の機能のシステムによる記録保管が必要とされています。
寒さが厳しい北海道ならではの「きた住まいる」制度。 こうした先進的な取り組みを通して質の高い家づくりに向けた取組を進めることで、私たちも苫小牧で安心してローコスト住宅を購入することができるようになりそうです。
「極端に安すぎず」「北方型住宅基準値の住宅性能」という条件を満たし、快適なローコスト住宅を苫小牧で建てられる住宅会社3社をピックアップしました!
引用元:ロゴスホーム住宅ブランド/ハウジングカフェ公式HP(https://housingcafe.jp/gallery/14.html)
引用元:コスモ建設公式HP(https://www.cosmokensetsu.co.jp/HirayaSeries/)
引用元:イワクラホーム公式HP(https://www.iwakura-home.co.jp/lineup/racurila.php)
選定基準:SUUMOにて「ローコスト住宅 苫小牧」と検索した際に表示される住宅会社のうち、公式HPで施工事例と価格を表示し、その価格が税込みで1000万円代のプランがある住宅会社
※北海道建設部住宅局が管理する「きた住まいる」登録メンバーである会社を選定いたしました。※選定や情報については2022年5月9日時点のものとなります。